イボができる原因は、実にさまざまです。中でも頻度が多いのが「ウイルス性」と「老人性」と呼ばれるものと言われています。両者にはどのような違いがあるのか、よく知らないという方も多いはずです。わかりやすくまとめます。

人にうつるものかうつらないものか

ウイルス性のイボと老人性のイボは、同じようなブツブツでも周囲に与える影響は全く異なっています。ウイルス性のものは、名前のとおり中にウイルスが詰まっています。もしイボがつぶれてウイルスが広がるようなことがあれば、子どもや家族にも症状が広がってしまうことになります。周囲への影響を最小限にとどめるためにも、できるだけ早く医師の診察を受け、治療を開始する必要があるでしょう。一方で、老人性のイボには周囲への影響力はほとんどありません。一緒に生活をしていても、相手にうつすことはありません。ただ「見た目のブツブツが気持ち悪い」程度です。

必要な治療期間も異なっています

両者のイボには、「医師の下で治療を受ける際に必要な期間」という違いもあります。治療が簡単なのは、老人性イボの方です。クリニックに通いだして、わずか二回から三回で、治療を完了できるでしょう。残念ながら再発してしまう可能性もありますが、それでも治療は簡単です。厄介なのはウイルス性のイボの方で、三カ月から一年という長い期間が必要となるケースも少なくありません。また体の奥深くに潜り込んでいるウイルスを、全てやっつけられるとも限りません。一度よくなったと感じても、再度症状が出て悩まされるケースも少なくないのが現実です。

できやすい場所も異なっています

イボの治療をするときには、「まずどちらなのか」を冷静に見極める必要があります。こんなときには、「できやすい場所が違う」という点を活用してみてください。老人性のトラブルが起きやすいのは、主に顏や首、そしてデコルテ周りです。これらの部位にできたブツブツのほとんどは、老人性のものだと言われています。反対にウイルス性のブツブツがどこにできやすいのかというと、足の裏です。裸足で歩いたり、雨の日に湿気が溜まったりと、不衛生な環境になりやすい足の裏は、ウイルス性のトラブルを抱えやすい場所です。中に黒い芯のようなものが見えたら、ウイルス性と考えた方が良いでしょう。

まとめ

同じイボでも全く異なる性質を持っているので、対処法にも当然違いが出てきます。ウイルス性ではないことを確認したら、セルフケアで改善を目指すことも可能です。まずは冷静に、自身の肌トラブルを見極めてみてください。